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社長ごあいさつ
●打抜金網(パンチングメタル)というと、何か特殊なものという感じがしますか?
でも、実はふだん、ごく普通に目にしているものなのです。たとえば、
・パンチングメタルは各私鉄や新幹線の車両の冷暖房送風口にある、小さな穴を開けたクロムメッキ鉄板。・パンチングメタルは大阪で行われた花博の美しく塗装されたごみ箱等、インテリアからエクステリア、産業用から工業用と様々な分野で使われています。●打抜金網(パンチングメタル)は、もともと磁石や砕石の篩(ふるい)分け用の強度を必要とする金網製造が出発点です。でも、穴を開けた板の用途は何も篩(ふるい)だけではなく、空気や水のような流体の流通が必要な場合にも役立ちます。
またパンチメタルの材料も、鉄、チタン、ニッケル、ステンレススチール、アルミといった金属に限りません。あまり強度が必要でないかわり腐食が問題になる海水中などでは、プラスチックの方が適当なこともありますし。
穴も丸から特殊な形まで目的に応じて自由に形を選ぶことができますし、穴の配列を数種類変えることも、また複数の形を組み合わせることもできます。
さらに打抜後加工して形を整えることも可能です。板の厚さも自由で、極薄のものから非常に厚いものまで、また薄板であっても硬かったり、粘かったり、様々です。
●もちろん、パンチメタルも特殊なものになるほど、お客様のご要望が高いほど、打抜には創意工夫と技術・熟練が必要になり、当社が喜々として本領発揮できる場面となるわけです。
当社は、大阪と熊本に工場を持つ打抜専門の老舗企業です。鉱石の篩(ふるい)分け用の篩やトロンメルの製造から出発し、今ではステンレススチールはもちろん、チタン、ニッケル、プラスチックまで幅広い取り扱いが自慢です。
わけても難しいといわれる厚板や特殊金属板の開穴に対しては、絶対の自信と誇りがあります。●いわば、当社は、あらゆるオーダーにお応えするパンチングメタルの「仕立て屋」。
「これはムリだろう」と思わないで、どんなことでも、まずは当社にご相談下さい。お待ちしております。